校長挨拶
本校ホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
本校は、明治26年に秋田県尋常中学校(現秋田高校)に農業専修科が設置されたことに始まり、今年134年を迎える県内で2番目に長い歴史を誇る伝統校であり、また太田分校は令和10年に創立80周年を迎えます。
本校では、校訓に「質実剛健」「実践躬行」「人格陶冶」「勤労愛農」の四つを定め、飾り気がなくまじめで強くしっかりしていること、実際に自分で身をもって実行すること、時間をかけて人間性を磨き、豊かな心を育てること、農業を愛して働くことを誇りとし一生懸命励むことを理想に掲げています。また、農業教育を通じて豊かな感性と人間性を育み、時代と社会に即応する人材を育成することを教育目標に日々の教育活動に励んでいます。創立以来の卒業生は本校と太田分校を合わせて三万三千人を超え、秋田県内外の農業や関連産業はもとより、さまざまな分野で活躍しています。
本校の校舎は平成28年に改築し、木材をふんだんに使用した温かみのある近代的な校舎となりました。校内には、実習棟をはじめ、2つの体育館や武道場、雨天練習場、セミナーハウス、アグリマーケティングハウスなどが整備され、最新の温室棟や水田収納調整室棟を備えた2つの農場もあります。
太田分校の現校舎は昭和61年に完成し、柱や廊下などほとんどが秋田杉でできた温もりのある木造校舎です。普通科でありながら農業科目も学ぶことができる全国でも珍しいカリキュラムのもと、授業をとおして四季の移ろいや自然の恵みの豊かさを実感することができます。
本校では、「AKITA DXハイスクール・ラボラトリー事業」に取り組み、専門学科でのデジタル技術を活用したものづくり教育を推進しています。地域の未来を担うリーダーや、新たな価値を創造できる人材の育成を目指しています。また、令和9年8月に北海道で開催される「全国和牛能力共進会」への出場に向け、県・市町・JA等のご支援のもと準備を進めています。さらに、昨年度からは、INPITの「知的財産開発校支援事業」にも採択され、生徒が生涯にわたり探究心をもって学び続ける「未来の創り手」となるよう、知財マインドの育成にも力を注いでいます。
これからも、「規範意識をもって自ら学び考え、行動し、社会を元気にできる生徒」の育成を目指してまいります。今後とも、皆様の温かいご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
令和8年4月
秋田県立大曲農業高等学校
第38代校長 高橋 司

