6月3日(水)、第73回「早苗振(さなぶり)」が行われました。「早苗振」とは田植えが無事に終わったことを田の神(さ)に感謝し、五穀豊穣を祈願する伝統行事です🌾

【早苗振式典】
式典では、校長先生から「5月19日に1年生田植えを無事終えることができました。植えた稲は、1株から1500粒の米ができます。茶碗一杯分(約150g)にするには2株分の3000粒の米が必要です。それを3食、365日と計算すると1000株以上の米を1年間でいただいていることになります。本日いただく豚汁には、本校で生徒達がお世話をした豚のお肉が使われています。命をいただいていることを忘れず、生命の恵みと私たちの食を支える農業に感謝をして、今日はこれまでの労をねぎらいましょう。」とお話しいただきました🍚

副農場長の佐々木雄生先生からは早苗振の起源が紹介され、田の神である”さ”は「”さ”くら」に宿り、花を咲かせて山を降り→「”さ”つき」に宿り、花を咲かせて田植えの時期を教え→「”さ”おとめ」に宿り田植えをする若い女性の安全を守り→安全に田植えが終わったことを見届けて「”さ”なぶり(さのぼり)」で天に返る(のぼる)と紹介されました🌸
続けて、「今年も無事に開催できた早苗振は今回で73回目を数える全国的にも珍しい学校行事です。豚の命と豚汁を作ってくれる食品科学科に感謝をし、労をねぎらいましょう。」とお話しいただきました🐷

農業クラブ会長からは「農業高校ならではの学校行事、早苗振を楽しみながら、いただいている命と食を支える農業に感謝しましょう。」とあいさつがあった後、生き物たちの命への感謝と哀悼の意を込め、全校生徒・職員で『黙祷』を捧げました。

【早苗振記念講演会】
早苗振記念講演会では、本校卒業生である髙川麻衣子様をお迎えし、『他業種を経験したことでたどり着いた「農業で生きる」という選択』と題しまして、本校在学時の出会いや就農までの経緯、ハーブとの出会いなど、ご自身の経験を生徒の「今」に寄り添い、楽しく分かりやすくお話しいただきました🌿
生徒からは「ハーブに疲労軽減の効果があることを初めて知り、興味をもちました。私も人の役に立つ仕事ができるように頑張りたいです。」、「人との出会いを大切にして、今しかできないことを楽しもうと思いました。」、「異業種を経験してから農業を始めようと思った行動力がすごいと思った。」など、これからの高校生活や進路、就農について前向きな感想が多くみられました🪻
髙川様、大変貴重なお話をありがとうございました!

pagetop
error: Content is protected !!