大農では、肉牛(黒毛和種)の繁殖経営を学んでいます。実習の中で、生徒から「牛、寒そう」という声がありました。実は、牛はカイロを体の中に持っているので寒くないのです。牛には4つ胃袋があり、そのうち3つでは、微生物を利用して食物を消化してもらっています。微生物が活動する際に発酵熱がでます。それがカイロの役割を果たし、それによって牛の体温は高く保たれているため寒さに強いのです!